この世の仕組み

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ダークマター/ダークエネルギー

宇宙のほとんどは、見えていない。星も銀河も、あなたが夜空に見上げる光のすべてを合わせても、宇宙全体のたった5%にすぎない。残りの95%は、光らず、触れず、見えず、しかし確実に存在している“何か”だ。そのうち27%がダークマター、68%がダー...
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宇宙膨張

宇宙は、止まったことがない。138億年前に始まった膨張は、今この瞬間も続いていて、あなたがこの文章を読んでいる間にも、銀河と銀河の間の距離は静かに伸びている。しかも、ただ広がっているだけではない。宇宙は“加速しながら”膨張している。まるで誰...
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ビックバン

宇宙は、最初から広かったわけではない。むしろ、すべては“どこでもない一点”に押し込められていた。そこには空間も時間もなく、上下も左右もなく、ただ「存在のすべて」が詰まった状態があった。それが約138億年前、突然ふくらみ始めた。この膨張こそが...
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重力

重力は、世界でいちばん当たり前で、いちばん不思議な力だ。あなたが地面に立っていられるのも、コーヒーがカップに留まっているのも、月が地球の周りを回っているのも、全部重力のおかげだ。でも、重力とは何かと聞かれると、多くの人は「引っ張る力」と答え...
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素粒子・標準模型

宇宙をどれだけ細かく分解していっても、最後には「これ以上分けられない最小の部品」に行き着く。その部品こそが素粒子であり、それらの動きをまとめた“宇宙の取扱説明書”が標準模型だ。私たちの身体も、空気も、星も、光も、すべてはこの小さな粒たちの組...
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不確定性原理

不確定性原理を知ると、世界は「思っていたより曖昧で、思っていたより自由」だと気づく。電子の位置と速度は同時に正確にはわからない。これは測定器の性能が悪いからではなく、世界そのものがそういう仕組みになっているからだ。粒子は“ここにいる”のでは...
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量子力学

量子力学の世界に足を踏み入れると、あなたが知っている「現実」は一度すべて解体される。そこでは、粒子は粒子でありながら波でもあり、存在しているようで存在していないようでもあり、観測されるまで“決まらない”。まるで世界が「本気を出すのは見られた...
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相対性理論

相対性理論を一言でいえば、「世界は思っているほど固くなく、むしろ柔らかく、しなやかに曲がっている」という話だ。時間も空間も、絶対的なものではない。あなたが速く動けば時間は遅くなり、重いものの近くでは空間が歪む。これは奇妙なファンタジーではな...
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熱力学(特にエントロピー)

世界は、放っておくと必ず散らかる。部屋も、関係も、宇宙そのものも。これを単なる「怠け」や「偶然」で片づけるのは簡単だけれど、実はその裏には、熱力学第二法則という絶対に逆らえないルールがある。エントロピーとは、その“散らかり具合”を測る物差し...
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エネルギー保存則

世界は、目に見えない「通帳」で動いている。そこに記録されているのはお金ではなく、エネルギーという通貨だ。エネルギーは決して増えないし、決して減らない。ただ姿を変えて移動するだけ。この単純なルールが、宇宙の始まりからあなたの今日の疲れまで、す...