レンジ相場というのは、FXの世界で“もっとも退屈に見えて、もっとも奥が深く、そしてもっとも初心者を苦しめるステージ”だ。なぜなら、レンジ相場はトレンドのように一直線に走らないし、ブレイクアウトのように爆発もしない。むしろ、価格が行ったり来たりを繰り返し、まるで相場が「今日はやる気ないんだよね」と言っているような状態になる。でも、この“やる気のない相場”こそ、実はプロが最も得意とする場所でもある。
レンジ相場の面白さは、価格が“箱の中で跳ねるボール”のように動くことだ。上に当たれば落ち、下に当たれば跳ねる。まるで、相場が「ここから先は高い」「ここから先は安い」と言っているようだ。これは偶然ではなく、レンジの上限には売りたい人が集まり、下限には買いたい人が集まるからだ。つまり、レンジ相場は“人間の心理が固まった状態”。だからこそ、動きが読みやすい。

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