自己効力感

自己効力感というのは、特別な才能でも、生まれつきの性格でもなく、「自分はできる」と思える根拠を少しずつ積み上げていく作業にすぎない。多くの人は“自信がないから行動できない”と思っているけれど、実際は逆で、“行動しないから自信が育たない”。だから、自己効力感を高めるコツは、いきなり大きな挑戦をすることではなく、脳に「お、できた」と思わせる小さな成功を積み重ねることにある。

脳は「できる気がしないこと」を危険と判断し、先延ばしや言い訳を自動で発動する。これは怠けではなく、脳の安全装置の誤作動だ。だから、まずはその安全装置をだます必要がある。たとえば、本を読むなら“1ページ読む”ではなく“本を開く”。運動するなら“30分走る”ではなく“靴を履く”。このレベルでいい。むしろ、このレベルがいい。脳は「成功した」と認識し、次の行動のハードルが下がる。これが自己効力感の最初の一歩になる。

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